【トイチ】ただし利息はトイチでっせえ!マンガ『ミナミの帝王』の主役 萬田銀次郎のこの決めゼリフで世に広く知れ渡った「トイチ」。
「トイチ」は「
10日で1割の金利」の略で、年利365%の金利のことだ。
もちろん違法。
言うまでもなく””闇金””が行う貸付でしかありえない金利だ。
闇金の怖いところは、この法外な利率が設定されるということだけでなく、これも違法となる複利方式を使うことにもある。
単利の場合は、元本にしか利子が発生しないが、複利の場合は元本と既に発生している利子にも利子が発生することになる。
例を挙げて説明すると、トイチ・複利で100万円を借りたと仮定しよう。
10日目には10万円の利子が発生し、そのまま返済を行わずに20日目になると前回の10万円の利子にもトイチの利子がさらについて返済額の合計は121万円になる。
100万円
↓ 10日経過
100万円+(100万円×10%)=110万円
↓ 10日経過
110万円+(110万円×10%)=121万円
↓ 10日経過
121万円+(121万円×10%)=133.1万円
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つまり、
100万円の元本に対して、たった1ヶ月で33万円の利子が発生することになる。
これが闇金の怖さだ。加えて言うならば、返済できない場合に取り立てに来るのは、怖いお兄さんかもしれない。
どんな状況に陥っても、絶対に手を出してはいけない。
近年の闇金では、「トイチ」は優しい方で、「トサン」「トゴ」「カラス金(1日で1割の金利)」なども実在するようだ。
貸金業規制法の改正を受けて、既に消費者金融での審査は厳しくなっており、3月時点の平均成約率(借り入れ申し込みに対して実際に融資した割合)は
44%と半分以上の人は審査に落ちる結果となっている。
つまり”借りられない”人が増えてきており、そういった人を闇金が虎視眈々と狙っているわけだ。
絶対に闇金には手を出さないようにしないと、それこそ人生が終わってしまうぞ。
ちなみに「トイチ」は、東京都への貸金業登録が初回、または3年以内である事を表す『都(1)』としても最近では使われている。
この『都(1)』は個人登録の闇金が多いことで知られており、注意が必要だと言われている。
借りようとしたところが『都(1)』の場合は、入念に前調べをしたほうがいいだろう。
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