ショッピング枠現金化の看板が堂々と 

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

ということで、新年一発目の更新なので景気のいい話にしたかったが、残念ながら・・・・”トンデモ話”からのスタートとさせていただく。

正月早々とんでもない看板を見かけた。

写真を撮って出しても良かったのだが、業者糾弾することが目的ではないので差し控えることにした。

その看板とは、「クレジットカードのショッピング枠現金化」の看板だ。

私が住む広島の国道沿いにあるビルの壁面に堂々と掲げられていた。

クレジットカードのショッピング枠の現金化については以前も触れたことがあるが、是か非かを問われると、私は”非”と答えざるを得ない行為だ。

その理由はいくつか挙げられる。

一、条件が悪い
クレジットカードのショッピング枠まで現金にしたいという人は、状況的には切羽詰っていると思われるので、おそらく条件が悪いことは承知の上で現金化しているとは思うが、念のために。

例えば、ショッピング枠が30万円あったとしよう。
これを現金化した場合には、30万円満額が手元に来るわけではない。
何割か引かれて現金化される。
細かい計算までは出さないが、現金化率が9割であれば、3万円が引かれることになる。

支払い条件が一括ならば、おおよその場合長くても2ヶ月先には、30万円を支払わなければならない。つまり、30万円を2ヶ月間借り入れて、利息が3万円。
グレーゾーン金利でぼったくっていたころの消費者金融の金利とも比較にならない程の高利だ。
高利貸しから借りるようなものなのだ。

しかも、商品価値の無いような物品の購入に対するキャッシュバックのような形態をとるため、貸金業関連の法に抵触しないのだから始末が悪い。


二、クレジットカード業者から強制退会させられる恐れがある
このショッピング枠の現金化は、クレジットカード業界自体が認めていない。つまり、この行為を行ったことをクレジットカード会社側が把握した場合、強制的に退会させられる可能性があるのだ。
そうなると、数年間にわたりクレジットカードを作れない可能性もある。

日本クレジットカード協会(JCCA)のホームページには、以下のように明記してある。

『クレジットカードのショッピング枠を現金化』にご注意ください!

○ 最近、「クレジットカードのショッピング枠を現金化」等とうたった広告が、新聞、雑誌、看板、インターネット等で多く見受けられ、決済にクレジットカードが利用されていることがあります。
○ このような取引行為は換金目的であり、会員規約に抵触することから、カード業界では
これらの利用を禁止しています。
○ もしこのような取引行為をされますと、退会の手続きをとらせていただくこともあります。
○ また、会員の方ご自身が思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、決して利用しないでください。


三、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性がある
ショッピング枠を現金化する一連の取引は違法ではない(かもしれない)。
しかし、違法ではないとはいえ、様々な法、条例等に厳密に照らし合わせれば、法に反している可能性もある。
少なくとも先のクレジットカード協会の御触れを見る限り、クレジットカード会社にしてみれば文句の一つでも言いたいところだろう。
このような行為を堂々と行う業者を、真っ当な業者と判断できるだろうか。
暴力団系の可能性だってある。詐欺集団の可能性もある。
そういう業者と取引するとなれば、予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性は十分にあると考えなければいけない。


このご時世、どうにかしてでもお金を作らなければならない、またはお金を作るためには手段を考慮する余裕も無いという人も多いかもしれない。

しかし、いくら借りるとはいえ、安易にお金を手にすることだけを考えていると、必ず後に地獄が待っていると肝に銘じておいて欲しい。

あと、掲題の看板などは、行政側が厳しくチェックして撤去に動かないといけないと私は思う。
なぜ、あの看板が堂々と国道沿いにでているのか・・・・・。
本当に遺憾にたえない。



◇ スポンサードリンク

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する