ネットオークションと同様の仕組みで借金?! 

皆さんは『ソーシャルレンディング』あるいは『P2P金融』という言葉を知っているだろうか?

私も勉強不足でよくは知らないのだが、ネット上で個人間の融資を仲介するシステムで、この秋にもいくつかの業者がサービスを開始するらしい。

以前個人間で取引される違法な金融市場が2チャンネルにあるということを紹介したことがあるが、今回のサービスは個人間の取引に業者が介在する合法なものだということだ。

オークションに似た仕組みで借主が貸主を決定するようだ。

業者が仲介するとはいえ個人間の取引なので不安な面もあるように感じるが、アメリカなどの実態を見ても、貸し倒れ率はかなり低く、表面化している問題もほとんどないらしい。


日本人にとっては非常に違和感を感じる面もあるが、例を挙げると次のような仕組み。

例えば・・・「用途は引越し費用・希望額20万円・返済期間2年・利息10%」という情報を出す。(オークション的に言えば「出品する」)
     ↓
貸し主が融資条件を返答する。(これもオークション的に言うと入札する)
Aという貸主は20万円を10%で、Bは15万円を9%、Cは10万円で8%など。
     ↓
システムが条件のよい貸主を選んで落札する     
     ↓
銀行口座を通じて、取引が行われる。

というような感じだ。

仲介業者は双方から手数料をもらうことで利益を得るというわけだ。

当然借主の信用情報などの照会などは、この仲介業者によって行われるので、「借りられない人はやっぱり借りられない」ということにはなるはず・・・・?


では、このシステムのメリットは何であるかということだが、借主にとっては条件次第で金利を低くできること、貸主にとっては銀行預金の利率よりもはるかに高い金利を得られることだ。

また、実名、住所、顔写真などお互いの情報は伏せられたままというのが原則のようで、プライバシー的にも守られるシステムとなっている。

専門家の間では、日本人的には違和感のあるシステムだが、それに慣れてくれば発展する可能性は高いという読みのようだ。

一見いいようにも思えるが、私的には違和感はぬぐいきれない。

借金する手立てが増えるわけだし、私も勉強不足だとは思うが、どこまで貸金業法にそった取引ができるのか、あるいは貸金業界が徹底しようとしている自主規制にどこまで対応するのか、なんとなく不明瞭だ。

また、匿名の相手を信用できるものなのだろうか・・・そこもいまいちピンとこない。

いずれにしても、秋にはサービスが始まるということなので、こちらも勉強しつつ様子を見てみたいと思う。

 

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