5件以上消費者金融から借り入れがある人を多重債務者と一般的には定義しているようだが、今年3月末で117万7000人いると金融庁が発表した。
117万7000人というのは恐ろしい数字だ。
私の住む広島市の人口は約116万人。
それよりも1万人以上多い多重債務者がまだいるのだ。
それでも、前年から31.2%減少しているという。
それは、貸金業法の改正の影響で金利の引下げが行われ、それに伴う審査の厳格化が進んだことが原因であることは間違いない。
今後この数字がどのように推移していくのかは、「多重債務問題改善プログラム」がどの程度進行していくのかにかかっている。
ところで、多重債務者対策本部有識者会議が約1年ぶりに開催されたようだ。
その場で上の数字が出たのかもしれないが、「多重債務問題改善プログラム」の実施状況などの報告が行われていた。
資料がホームページに出ていたので、一度目を通してみるのもいいだろう。
多重債務者対策本部有識者会議第7回議事次第多重債務で苦しんでいる人には、何らかの参考になるはずだ。
「多重債務問題改善プログラム」が進行中なのは確認できたが、先の117万7000人が今後どの程度減っていくのか。
関係各所には、その数字が目に見えて減っていくよう努めて欲しいものだ。
これから出てくる多重債務者を減らすことと、今多重債務で苦しんでいる人を救済すること、その両輪があることも忘れないで欲しい。
また、”借りられない人”の問題、ヤミ金対策などなど、次々と付随して湧き出る問題もあり、いつになればこの一連の問題が解消する日が来るのか、心配が絶えることはない。
果たして解消する日が来るのだろうか?