また多重債務絡みの悲惨な事件が起きてしまった。
さいたまの孤立死3人の身元判明 多重債務抱え秋田から転居
さいたま市北区のアパートで2月、男女3人の遺体が発見された事件で、埼玉県警は5日までに、3人は秋田県大館市出身の男性=当時(64)=と妻=同(63)、長男=同(39)=と確認した。
県警の調べによると、3人は死後約2カ月経過していた。死因の特定はできていないという。
県警などによると、3人は平成13年、多重債務から逃れるために秋田県大館市から埼玉県内に転居し、15年2月にこのアパートに入居したという。市に住民登録はしていなかった。遺体が見つかった今年2月20日、室内には水の入ったペットボトルと1円玉数枚があっただけだった。(2012年04月05日 産経ニュース)39歳の長男がいながら何故という思いもあるが、相当追い詰められていたのだろう。
一旦負のスパイラルに入ると抜け出せなくなるもので、逃亡生活のため職に付けない→困窮→食えない→体力衰退→働けない、といった具合で行き着く先は家族3人孤立死。
今のご時勢厳しい取り立てがあったとも思えないが、ヤクザ的な連中が関わっていれば容赦は無い。
相談する先もなく逃亡の道を選んだのだろう。
なんとも悲しい事件だ。
こういう事件がこれ以上起きないよう、「多重債務者でも気軽に相談できる時代になった」とうことを広く啓発していかなければならないと感じた。